フィルハーモニック・コーラス ブログ

世田谷区で活動する20~30代中心の混声合唱団 フィルハーモニック・コーラス

高音と低音について本気出して考えてみた

こんにちは、フィル唱低音担当のLeoです。

タイトルの「本気」は「マジ」ではなく「ほんき」と読みます・・・という話はさておき、
タイトルの件、ここ「フィルハーモニック・コーラス」は男声2部(バス・テノール)、
女声2部(アルト・ソプラノ)に分かれている合唱団です。

そして入団時には誰もが自分のパートを選ぶことになるわけですが、
この時合唱未経験者は少し困ってしまいます。

感覚としては「福山が何とか元キーで歌える位だからバスかな・・・?」とか
「主旋律を歌った方が楽しそうだからソプラノに行きたいな」といった感じでしょうか。

そんな時は、自分の声の響きを経験者に聞いてもらって
声種を判定してもらうのが手っ取り早いです。

とは言ってももし「この音域がやってみたい!」という思いがあれば、
その思いを優先させるのも良いでしょう。

合唱においてその人が低音向きか高音向きかを決めるのは、
どんな声を持っているかにもよりますが、
個人的には半分かそれ以上の割合で性格や気持ちの持ち方が大事な気がします。

発声方法と練習さえ工夫すれば、多少の地声の高い低いはカバーする事が出来きますし、
どうしても出ない音は「出る人に頑張ってもらう」という荒技(通称kp:口パク)もあります。
そんな間口の広さも合唱の良い所なのです。


次に、音楽における高音と低音の役割の違いについてです。
高音は、音楽の前面に立って曲の主題の説明をするのが仕事です。
細やかかつダイナミックな感情の表現に長けていて、
音楽を聴く時にまず注意がいくのも高音です。

対して低音は、曲の主題を説明する事が高音ほど得意ではありません。
またギターやバイオリンと比べてベースやコントラバスなどの旋律は、
特に音楽を聞き慣れないうちは耳に留まりにくいものです。

ですが低音がしっかりしていると、高音がダイナミックに動きすぎて多少ふらついても曲がしっかり進行して行きます。
そして何より音の厚みが増すことで、高音の表現する主題の「説得力」が増します。
低音は高音みたいな分かり易さはないですが、音楽という建屋を支える縁の下の力持ちなのです。


最後に、高い声と低い声の出し方の違いについてです。
非常にざっくばらんな言い方をすると、高音は感情を素直にぶつける「気概」と「パワー」が必要になります。
低音は、感情を素直に出すというよりはコントロールする「理性」と、
高音に比べて力を込めてもあまり飛ばないので、しっかりした音を鳴らすための「技術」が必要となります。

これはあくまで低声高声を比較した場合の傾向なので、
音楽的にはどちらの要素も身につけるに越したことはありません。

例えばテノール・ソプラノの人でも低音を練習することで高音が安定するようになり、
バスやアルトの人でも高音を練習すれば音域が広がったり、歌い方にメリハリが付くようになります。

自分のパートの音域を歌いなれてきた人は、
自分の苦手な音域の発声を練習してみるのも、いいかもしれません。

今回は少し固いお話になってしまいましたが、以上です。
どうもお粗末さまでしたm(_ _)m


■次回ブログ予定・・・
「声の強弱」
「ビブラート」
「リズム」
「風船を使ったトレーニング」
「技術部達の夜」

さてどれから書こう・・・先のUさんと同じく、私も書きたい事はあっても中々捗りません
ただ最近になって自分はどうやらモーツァルトが好きみたいだと分かったので、
誰かがモーツァルトについて語ってくれないかなぁと、ひそかに期待しています。


■以前ブログにアップした音源のボツ版
低音〜高音のスムーズな音程遷移の練習の為に、
ロックボーカルの先生の真似をしてみた音源。
先生:http://www.youtube.com/watch?v=Q_GYzOKBtsE&list=FLGKhAG05OSgJstBuUPL
Leo:http://www.youtube.com/watch?v=G6Gky3u58LU
しょこたん。。。(笑)

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