フィルハーモニック・コーラス ブログ

東京都世田谷区で活動する20代~30代中心の混声合唱団 フィルハーモニック・コーラス

「怒りの日」とは?

 今日は、これから小田急線の経堂と千歳船橋の間にある世田谷区立桜丘小学校音楽室Google マップでの練習です。東京は雨が降って足もとが悪いですが、飛び込みでの見学も受け付けているので、これをお読みになった方、思い立ったらぜひ練習に来てください。
 今日から、新しい練習曲のDies Irae(怒りの日)に取り掛かります。なんだか、おどろおどろしい題名ですが、誰が何に怒っているのでしょうか。まずは聴いてみてください。

なんだか、題名にふさわしいですね。
 キリスト教には、「最後の審判」という考え方があります。世界の終末の日に、イエス・キリストが天界から降りてきて、それまでに生きていたすべての人について、生前の行いがよかったかどうか(きちんと信仰していたかどうか)を審判するのです。そして、生前の行いが悪い者は地獄へ落とされ、よかった者は天国へ行けると考えられています。仏教でも、閻魔大王が生前の行いを審判して地獄行きか極楽行きかを決めるという発想がありますが、もともとは大昔のイランの辺りで生まれた宗教における考え方が、キリスト教と仏教に影響を与えたようです。
 この「最後の審判」における神とキリストの怒りこそが、私たちが今日から取り掛かる「怒りの日」における「怒り」なのです。そしてこの曲では、神とキリストの怒りに恐れおののく人間の姿も描かれています。
 こういう劇的な内容を描いた曲ですので、レクイエムを作る作曲者もみんな力を入れます。モーツァルトのレクイエムの場合、一、二を争うほど有名な曲になっていると思います。また、19世紀のイタリアの作曲家ヴェルディのレクイエムにおける「怒りの日」も、「ああ、あれか」という感じがするのではないでしょうか。

 こういう一度は聴いたことがあるような有名な曲を自ら歌うことができることが、私たちの合唱団の大きな特徴です。ぜひ一緒に歌ってみませんか。