フィルハーモニック・コーラス ブログ

世田谷区で活動する20~30代中心の混声合唱団 フィルハーモニック・コーラス

ピアニッシモとフォルティッシモ

クラシックに限らず、
音楽には音の大小による感情表現やメリハリというものがあります。

大きい音はフォルテ、小さい音はピアノ、そして段々音が大きくなったり小さくなったりするのはクレッシェンドといった具合です。そして歌を歌う際に気をつけたいのは、単純に大きな声・小さな声を出せばいい訳ではないという事です。

まずピアノに関しては、休み所だと思って気を抜き過ぎるとただの胸式呼吸になったり、口の動きの弱いぼそぼそ声になってしまいます。


静かな声であっても感情は常に豊かに保たなければいけません。


例えばあなたが赤ちゃんの寝顔を見ている時に、不意にあなたの足の上をゴキブリが通りかかったとしましょう。この時発する声が小声、あるいは息だけであっても、心はフォルティッシモで揺れ動いている事でしょう。そしてその時喉と口は、自然と大きく開いている事と思います。

・・・シチュエーションは特殊ですが、イメージはそんな感じです。

次にフォルテについて。こちらも力任せに大声を出すと力みによって音程処理や滑舌が犠牲になりがちです。また音の質自体もディストーションや雑味が出てしまいます。車と同じで、いくら出力を高くしても制御できなければ意味がありません。ただ出力を落とすとそれはそれで全力じゃない事が伝わってしまうので、上記のような事に気を配りながら歌うと良いでしょう。

そしてピアニッシモはより静かに、フォルティッシモはより大きな声で歌えた方が音のギャップ(振れ幅)が大きくなり、より豊かな表現が出来るようになります。

少しマニアックな話で行くと、昔のCDを聞いて音が小さいな迫力がないな(特にロック)と感じた事はないでしょうか。これは決して昔の音楽がへなちょこだった訳でなく、機材の進歩による録音レベル(最大音圧)の向上によってより大きな音まで歪まずクリアに録音できるようになったからです。

なので同じフォルティッシモも、声質の変化を起こさずに最大声量を上げられれば、より多彩な感情表現を得る事が可能となります。また以前の最大声量も、余裕を持って制御できるようになります。

とまぁ色々話をしましたが、
これらピアノとフォルテの関係を分かりやすく伝えるには図解がいいだろう、

さらに図解といえばかつて少年ジャンプに連載されていた「すごいよ!マサルさん」しかないと思った僕は、そのイメージでもって図解してみました。
・・・以下がその結果です。

もはや完全にふざけてますが、とりあえず図中の「壁」は、歌を歌う際至る所に現れる曲者です。
そしてこれを見て懐かしいな、と感じた方は、きっとフィル唱でも多くの同年代の仲間を見つける事が出来るでしょう。
是非お気軽にお越しいただければと思います(^-^)


■見学会情報はこちらから♪
http://ph-ch.com/pre.html


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