フィルハーモニック・コーラス ブログ

世田谷区で活動する20~30代中心の混声合唱団 フィルハーモニック・コーラス

ミケランジェロのピエタ像

 こんにちは。アルトのオビワンです。

 みなさん、この像をご存知ですか?

 

 サン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロ作のピエタ像です。
十字架から降ろされたイエス・キリストと、その亡骸を腕に抱く聖母マリアがモチーフとされています。

5/25の演奏会で歌うレクイエムの最後に「Agnus Dei」という曲があるのです
が、この曲を歌うときに私はピエタ像を思い浮かべています。

「Agnus Dei」とは日本語で”神の子羊”という意味。神の子羊とは人間の罪をつぐなうために十字架にかけられ生贄となったイエスを表すといいます。まさにピエタ 像のモチーフと重なりますね。

また、ピエタ(Pieta) =慈悲 という意味があるのですが、レクイエムの歌詞に
もRex tremendeの”fons pietatis”(慈悲の泉)やAgnus Deiの”quia pius es”(あ
なたは慈悲深くあられるのですから)など慈悲というワードが出てきます。
慈悲という言葉だけだとピンとこなかったのですが、ピエタ像のイエス聖母マリアの表情を見るとストンと落ちる気がします。


キリスト教があまり身近な存在でない私はレクイエムの歌詞の訳を読んでもいまいち理解できない時があるのですが、宗教芸術は聖書を読めない層への 布教の意味もあったそうなので分かりやすく心に響くのでしょうね。

私たちの演奏会は、普段はあまりクラシックを聞かなかったりキリスト教の予備知識がほとんどない方もたくさんいらっしゃいます。そんなお客様に、 教会に入ったときに無条件で感じるような神聖な気持ちを味わってもらえるような演奏をしたいです。

 大事に、心をこめて歌わせて頂きます!


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