フィルハーモニック・コーラス ブログ

世田谷区で活動する20~30代中心の混声合唱団 フィルハーモニック・コーラス

演奏会を終えて

 先週の土曜日に第3回演奏会を終えました。

 水曜日に、課題を残した状態で演奏会最後の練習を終え、「次の土曜日は本番なのだろうか」という不安な気持ちで残りの数日を過ごしていました。そして、細かい時間をさいて楽譜を何度も見返していました。
 そして、私は演奏会実行委員会の副委員長を務めていたので、演奏会全体が円滑に進行するように、委員で最終確認を進めていきました。
 前日金曜日の晩は、スーパー銭湯に行って体を休め、寝る直前まで楽譜を見ながら演奏音源を聴いていました。

 そして、いよいよ当日。リハーサル自体は午後からだったのですが、私は準備のために朝から杉並公会堂に入りました。最初は少人数でしたが、徐々に団員が準備のために会場入りし、舞台の設営、受付の設営、プログラムの用意など準備が着々と進みました。

 リハーサルを終えると、開場まであと1時間という状況。緊張感は少しずつ高まっていきます。もう一度楽譜を見直したり、足上げ腹筋をしたりして、気持ちを落ち着かせました。最後の発声練習を終えた後、舞台そでに並び、開演を待ちます。
 
 ついに入場の合図があり、私たちは舞台に並び始めました。客席の方を見ると、多くのお客様が座っていらっしゃいます。宣伝活動には団員一丸となって最後の最後まで取り組んでいましたが、これほど多くの方に来ていただけるとは思いませんでした。そして、指揮者の先生がタクトを振り始める瞬間を待ちました。

 第1部の合唱幻想曲は、ピアノやオーケストラの演奏から始まります。合唱部分が始まるまでの十数分間のうちに、「この1年半、ずっと目標としてきた舞台に自分が立っている」という実感が少しずつわいてきました。そして、合唱が入る部分へ。パートで声をそろえて一番奥の席まで声が届くように、そして、歌詞に表現された芸術の素晴らしさを伝えるように、歌っていきました。
 第2部のレクイエムは、昨年の1月からずっと練習してきた曲。最後の最後まで悩まされましたが、これまで指摘されてきた様々な課題に一つ一つ注意しながら歌っていきます。合唱幻想曲のときと比べると、自分の声や同じパートの仲間の声、他パートの声、オーケストラ、それぞれに意識を巡らせて冷静に歌うことができたように思います。後半になってくると、踏ん張っているので内ももが痛くなってくるのですが、気迫で何とか乗り切りました。

 そして、最後の曲を歌い終えたとき、会場から大きな拍手をいただきました。練習、宣伝活動、運営委員としての仕事、スピリトーゾ(楽曲などの解説資料)の編集、1年半にわたってこれらの課題に取り組んできたのは、この瞬間のためだったのです。「やりきった!」。達成感でいっぱいでした。舞台そでに下がってからは、みんな握手をしたり、抱き合ったりして、喜びを分かち合いました。

 今回、無事に演奏会を終えることができたのは、本当に多くの方の力があってこそだったと思います。
 指揮者の先生、ソリストの先生、オーケストラの皆様、杉並公会堂のスタッフの皆様、チラシを掲示していただいたお店の方々など、挙げればきりはありません。
 団内で言うと、毎回の練習を進めたパートリーダーをはじめとする技術部の団員、楽曲解説資料を作成した広報部の団員、団の予算の管理をした会計部の団員、練習会場の確保や準備に尽力した総務部の団員、対外的宣伝の旗振り役となった宣伝部員、演奏会の成功のためにさまざまな場面で準備を進めた実行委員などなど。私が舞台に立って歌うことができたのは、協力し合い、苦楽を共にできた仲間がいたからこそだと思います。
 本当に皆さん、ありがとうございます。


 とはいえ、成功体験にずっと浸っているわけにはいきません。聴きに来ていただくお客様を探すこと、そしてお客様に届けるための歌を歌うこと、どれをとってもまだまだ課題はあります。今回はたまたまうまくいっただけで、努力を怠れば、すぐに後退していくでしょう。直近の目標としては、7月の東京都合唱祭に向けて新たな曲に取り組み始めました。今後も、団の発展のために、やるべきことをコツコツとやってまいります。

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